
Laura Kampf

1年ちょっと前、私は初めてのYouTube動画を作ることに決めました。それまでは「ただの」視聴者だったけど、メイカーシーンにすごく魅了されて、どうしてもそれ以上の存在になりたかったんです。貢献したかったんです。やっと、何でも面白いと思うことが許される、いやむしろ望ましいとされる分野を見つけた気がしました。専門を絞るのではなく、スキルを広く持つことが大切なんです。私はメイカーになりたかった!
勇気を出して、最初の動画「Laura's Walnut Lamp」をアップロードしました。
それからもうやめられなくなっちゃって。毎週1本の動画、今では約90本アップして、500万回再生、10万人の登録者。本当に夢みたい!
振り返ってみると、私の経歴はまるで15年間ずっとYouTubeのために準備してきたみたい。でもその間ずっと、自分に本当に合うものが見つからないって感じてたの。
アビ(高校卒業)後、テレビで3年間カメラアシスタントをして、その後デザインを専攻して勉強。合間にウェイトレスをしたり、家をリノベーションしたり、2年間フライトケースを作ったり、小さなDJギグをしたり。そして最終的にはUrban Outfittersでディスプレイアーティストとして正社員に…どれも楽しかったけど、自分で少しずつ作り上げてきた自分の工房ほど素敵なものはなかったわ。
少しでもお金が余ると、すぐに新しい工具に投資してたの。数年後には私の工房は本当にしっかりと整っていて、どんどんアイデアを形にできるようになったのよ。
そして、YouTubeがやってきたの。
今になってようやく、なぜビデオが私にとって完璧なフォーマットなのかが分かりました。私は何かを売りたいわけではなく、人に影響を与えたいのです。上司のアイデアを実現したいのではなく、自分自身のアイデアを形にしたい。そして何よりも、視聴者の皆さんが自分で何かを始めることへの不安を取り除きたいのです。
私はすべて独学で学びました。もちろん、いつも何かがうまくいかないこともありますが、毎日学んでいます。即興が私のやり方になりましたが、新しい道具や素材に出会うたびに、新しい経験を積むことができ、それが次のプロジェクトに役立ちます。そして、スキルが向上するほど、実現できるアイデアも増えていきます。
この「作ることへの誇り」という報酬システムは本当に無敵で、自分のアイデアで何かを作るのがやみつきになるんです。そして、それが周りにも伝染するんですよ。友達が「Makers make more Makers(作る人はまた作る人を生む)」って言ってたんですけど、私も本当にそう思います!
ローラ・カンプによるテキスト



